ちっぽけな悩み



私は頭の中に
突然、言葉の断片の記憶が浮かんでくることがあります。


中学校の頃に確か・・
〇〇億光年の何とかという
・・くしゃみをしたとかいう言葉が出て来る詩があったよな・・と思い
娘に尋ねると
「うん、あった、確か谷川俊太郎じゃなかったっけ?」
へぇ~ そっか、年代違っても国語の教科書に出てたんだ・・
この詩、何故か好きだったんですね。
理由は良くわからないけど、気に入ってた。

広大な宇宙の中に有って、地球という星に暮らし
その地球の中では、まるで点のような場所で生きてる。
その点のような場所で、私は悩みを持ってたとしても
小さな小さな、虫メガネで探さなければならないようなモノ。
まして
現実に起きてる災害の真っ只中に居る人の生活を思えば
私の悩みなんて、ほんとにちっぽけなこと。
ちっぽけ過ぎて見えないくらい。

そんなことを思ってたら
この詩がフーっと浮かんで来ました。


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『 二十億光年の孤独 』  谷川俊太郎


人類は小さな球の上で
  眠り起きそして働き
  ときどき火星に仲間を欲しがったりする

  火星人は小さな球の上で
  何をしてるか 僕は知らない
  (或はネリリし キルルし ハララしているか)
  しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
  それはまつたくたしかなことだ

  万有引力とは
  ひき合う孤独の力である

  宇宙はひずんでいる
  それ故みんなはもとめ合う

  宇宙はどんどん膨らんでゆく
  それ故みんなは不安である

  二十億光年の孤独に
  僕は思わずくしゃみをした






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by momo5r | 2011-03-31 00:32 | ゆるりと