サイコロの目は・・・




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     悪い想像ってどんどん膨らむものなのか。
     母の頭の中は、途方も無くえらいことになってた。
     周りの〇〇さんがああなったから、自分もきっとそうなのかもしれない。
     きっと・・ きっと・・ きっと・・
     たぶん・・ たぶん・・ たぶん・・ 
     
     昨日、行ってきました。
     大腸の内視鏡の検査を受けに。
     予約時間の9時までに検査室に到着しなければならないのと
     病院が全面改装されてるということもあり、早めに家を出る。
     検査室に着くと、すでに5~6人の男性ばかり、水を飲んでスタンバイしてた。
     ということは、一体何時の予約時間なの?
     その人達の年齢層は高く、付き添いの奥さん達も年齢層が高い。
     これからいつ終わるともわからない長い時間をこの場所で過ごすのだ・・。
     待つ間、早めに食べた朝食のせいか、お腹がグゥーグゥー鳴ってくる。
     その内、軽く眠気も襲ってくる。
     近くのテレビを眺めても、時間はほんの少しずつしか進まない。
     ただただ、母のお腹のアレが排出されるのを待つのみ。
     ポロポロと検査OKの人が検査室に入って行く。
     そして、説明を聞き、待ってる奥さんと一緒に帰って行く。
     その内の1人、かなりご高齢の男性が待合室に出て来る・・。
     麻酔が効き過ぎたのか、ハッキリ覚醒するまで寝てはダメだと奥さんに叱咤され続け
     そして麻酔の影響からか、相当ボケたことを口にしてる様子。
     小さな声で歌を歌い出し、ここは病院なのだ、家ではないのだと叱られ
     時にニャリと笑うと、それをまた注意される。
     帰ってもいいと許可されるまで、奥さんにずぅーっと叱咤されてた。
     見るつもりはなくても、少し離れた目の前、このやり取りになんだか失笑してしまう。
     
     12時過ぎ頃、母がやっと検査OKに。
     検査を待つ間、売店でお昼のモノを買って食べることに。
     殆ど売れてしまった中、割り子蕎麦とおにぎり1個とジュースを買って食べる。
     でも、なんだかまだ物足りない、クリームチーズ入りのパンと豆乳紅茶を追加する。
     やっと、お腹も満足・・ 待ってるだけなのに、相当エネルギー消費してるんだなと思う。
     待合室に戻ってしばらくすると、母の検査が終了したと看護師さんが呼びに来る。
     検査室に入ると、担当医から
     大腸の中のあらゆる箇所の画像を見つつ
     『どこも綺麗です、悪いところはないようです、ただ1つ、少し痔があるようですね』 と。  
     確かに、大腸の中はピッカピカだった。
     良かった、そっか・・
     すぐ近くでは、まだ麻酔から醒めやらぬ母が横になってた。
     内視鏡の待機室のベットで点滴を受ける間、母がしきりに看護師さんに聞く・・
     「ポリープは・・」 「どうだったのか・・」  
     それに対し大丈夫ですよと応えるのだけど、何度も同じ質問を繰り返す。
     麻酔のせいで一時的にボケたようになるけど、少し経てば戻りますからと看護師さん。
     私、思う、一時的にボケてるようって・・ これ、いつもと殆ど変りないよ・・
     ・・と、頭で思ったけど口にしなかった。 (苦笑い
     
     
     今回、母は、自分はガンではないのだろうかと思ってた。
     血液検査の数値も、もしかするとの疑いがあると主治医から言われ。
     検査を受けるまでの1週間、日に日に頭の中では妄想が膨らみに膨らみ。
     6月の初め、京都の娘が帰った時に食事した店で撮ってもらった写真の自分を眺めて思ったのか
     「なんか生気がないじゃろ・・ そう思わん?」 と。
     さも、もう長くはないのではないかと言う風に・・。
     私、いつもだけど、その店で撮ってもらった写真、内心写りがいいと思ったことがなく。
     1年に1度、その店で食事するとお店の好意で写真を撮ってくれるのだけど。
     見ようによっちゃ、そういう風に見える写り具合というか。
     何を言い出すのかと思ったら・・。     
     
     検査前夜
     「左胸が痛いんよ、しこりもあるみたいだし、ガンが転移したんかもしれん」と。
     もぅ、そんな、バカな~
     
     今回のこのこと、私の中ではたぶん大丈夫だと思ってた。
     なんの根拠もないけど、勘でなんとなくそう感じてた。
     そして、出掛ける前に、仏壇に手を合わせ、祖母にお願いしてた。
     祖母には、不思議な神通力があり、どんな神様よりその願いを叶えてくれる・・。
     
     
     帰りの車の中。
     やっと大丈夫だったのだと安堵した母。
     これからは、血液検査はもとより、色んな検査に励むらしい。
     えっ・・ もともと色んな検査好きだったと思ってるけど?
     もっとやるの?
     そ、そうなんだ・・・。


     サイコロの目は吉。
     
     検査の付き添いは、過去色々やらせてもらってますが
     何度やっても、あれは疲れます。
     検査を受ける本人はもちろん疲れると思う。
     けど、どうなんだろと椅子に座りただ待ち続けるというのも、心労で。

     今回のことは終わったけど、また何を言うのやら・・
     小さな時限爆弾は、いつチクタクチクタクとスタンバイするのやら。  ( @´Д`)








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by momo5r | 2014-07-04 13:09 | つれづれ

シンプルな心で暮らしたい           ☆ さくら