見掛けた人




     昨日、母の用事であちこち車を走らせる。
     車の助手席には母。
     色んな用事をすませ、最後にドラッグストアに寄り
     さぁ、帰ろう・・
     駐車場に止めた車を発進させようとした時
     前方からこちらへ歩いて来る女性に目が留まった。
     近所ではないけど、町内に住んでる人。
     子供が小さい頃は見掛けてはいたけど、最近は姿を見ることはなかった。

     その姿は、あっ と思うほどやつれてた。
     たぶん、まだ50代だと思われるのに、60代に見えるほど変貌してた。
     やっぱりなぁ・・・

     昔ながらの町内。
     噂に聞く、女性の旦那さんの話。
     もう何年も前に、奥さん以外の女性が出来
     家を出て、2つ離れた町内にその人と暮らしてるとか。
     その話を聞いた時、奥さんはどうしてるんだろと思った。
     別れたという話は聞こえてこなかった。
     そして、いつの頃か、また旦那さんが家に帰ったと聞く・・
     なら、その女性と別れて帰ったのだとばかり思ってた。
     けど話は違ってた。
     奥さんと住む家の、目と鼻の先にある場所に女性が暮らしてるのだと。
     その場所は、たぶん旦那さんの家が所有してると思われる建物。
     そこでカラオケを営んでる・・
     その女性と一緒にそこに居るのか、奥さんと一緒に居るのか、それは知らないけど
     それにしても、奥さんと別れたのだという話は聞こえてこなく。
     
     そういう状況でも、じっと我慢して生活してる。
     私ならどうするだろ?
     これまでの生活を捨て、新たな人生を歩む?
     この今の生活のまま、昔ながら名のある家で、姑と暮らす?
     だとしても・・
     いつも目にするであろう、旦那とその女性の姿・・
     全部呑み込み、そんな状況には目をつむることにしたのか・・
     それにしても、絶対面白くない生活だと思う。
     耐えがたい毎日だと思う。

     昔の大奥の殿様じゃあるまいし
     その旦那の人となりに呆れてしまう。
     なんちゅう男。
     
     白髪も交じり、生気のない、やつれたその女性の姿は
     今の心境、今の生活全てを物語ってた。
     人はそんなにも変わってしまうのだということを。

     車の中で
     私が、あっ 〇〇さんだと母に言うと
     その女性の話を知ってる母の口から出た言葉は
     『クソ男じゃな』 それは旦那さんを指して。 
     母自ら、そういう男を見て、我慢した挙句離婚を決意した人の言葉。
     
     
     女性は結婚した男性次第で幸せにも不幸にもなる。
     そのことをまざまざと思った、見掛けた人。
     昨日の出来事。







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by momo5r | 2015-07-07 11:53 | おもふ・・

シンプルな心で暮らしたい           ☆ さくら