魂が透けてみえる





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     7月19日以降更新がパタリと途絶えてます。
     その19日の夜・・・

 
     その時2階に居た私の耳に1階のキッチンからドサッという妙な音が聞こえる。
     一瞬にして嫌な予感が走る。
     急いで降りてみると、母が仰向けに床に倒れてた。
     テーブルの上には新聞とチラシが広げられ
     いつも座る自分の椅子が斜めに引かれてる状態だった。
     もともと膝の人工関節の手術後から正座が出来ず
     椅子に座った状態からでないと立ち上がれない。
     一人で助け起こすのは到底無理なので娘を呼びなんとか立ち上がらせる。
     母の部屋までゆっくり移動させ椅子に腰かけさす。
     その時はまだ意外に動けてた。
     
     いったい何してたのか聞くと
     新聞を見ようとしてて、ふらっとしてわからなくなったんだと。
     その時の状況がわからないし、本人も一瞬のことでよくわからないのだと思う。
     身体右側部分から勢いよく転倒したのか・・
     この状態を目にした時、これからのことを思うと目の前が暗くなる。
     へたをするとこのまま介護状態に突入か?

     身体を動かすと痛い痛いと言いながら
     それでも部屋から近いトイレにはなんとかゆっくりでも動いて行ってた。
     次の日、そのまま少し様子をみる。
     2日後、本人が掛かりつけの医師にこのことを電話で話すと
     紹介状を書くので大きな病院の整形外科で診てもらうよう言われる。
     母は少しでも具合が悪くなるとすぐにこの医師に電話を掛けようと思うらしい。
     それが良くも悪くも・・・

     紹介状をもらって、すぐにその足で、A病院(仮にここでは)へ向かう。
     普通では受診するまでかなりの時間を要すであろうことが
     紹介状があるということと、急を要すということを受け付けで告げると
     思いのほか早くトントンと医師の診断を仰ぐことが出来た。
     レントゲン・CT 撮影の結果 肋骨には骨折もなし、ヒビも入ってないとのこと・・
     あの痛がりようのわりには骨折してないというのが医師にも不思議そうではあり。
     いつもの掛かりつけの病院で湿布薬とか鎮痛剤をもらいなさいと言われ
     肋骨を保護するサポーターだけもらいその日は帰る。
     4時間は掛かった検査からの流れ、疲れた。

     折れてないし治るまでは日にちが経過するのを待つのみしか手立てはなし。
     肋骨というのは、たとえ折れてたとしてもそういうものだというのは知ってた。
     湿布薬の張替えと鎮痛剤を飲む・・ そしてサポーターを巻いて過ごす。
     3日ほど介護しつつ様子をみるが、本人の痛がりようはどんどんエスカレートしていく。
     頻尿であるのでトイレへも頻繁に行き、動くたびに痛みは増す・・
     最初の頃よりどんどん痛くなっていくと訴えるようになる。
     救急車を呼んで病院に連れて行って欲しいと言うのだけど
     骨折もしてないし、病院に入院できるのか? 
     過去何度も救急車で運ばれてる母
     ほんとのところまたか・・ という心の中の葛藤もあった。

     でも2日前の夜。
     ほとんど動けなくなり、おまけに尿の頻度も30分も持たず。
     このままではどうにもならないと判断し、救急車を呼ぶ。
     運ばれてく救急車の中、道が悪いのか、それともクッションが悪いのか
     かなりドカスカと揺れ、そのたびに肋骨に響くのだろう痛いっと呻る・・

     夜11時前に到着したB病院。
     救急指定された総合病院。
     この日担当してくれた医師は専門は脳外科とか。
     結局、CTとMRIの撮影をする・・
     A病院では骨折してないとの結果が、かなりの範囲にわたり骨折してるのが判明。
     右側肋骨の上から下までほとんど骨折してた。
     ボキッと折れてるというのではなく、少しずつずれてるような骨折の状態で。
     不幸中の幸いに、骨が折れて肺を損傷することはなく。
     全治4週間~6週間と診断される。
     このまま入院させてもらえませんかと尋ねると
     基本、肋骨の損傷は入院治療は出来ないのが決まりとか。
     それに自分は脳外科が専門で整形外科の医師ではないと・・
     そうではあるとわかってはいても
     身体を動かすこともできない
     尿はダダ漏れの母を連れて帰ってもどうすればいいのかお先真っ暗。
     こうなると藁にもすがる心境で。
     なんとか置いてもらえないかとお願いし、1~2日の入院処置をとってくれる。
     その後どうなるのかの不安の中、諸々の膨大な書類に記入し
     今空いてる4人部屋に押し込んでもらうという形でやっと夜中2時過ぎ帰宅。
     すでに寝てたロバに一緒に同行してもらい心強かった。

     一夜明け母の病室に向かう。
     最近認知の度合いが進んでるというのはわかってたけど
     こういう風に入院すると、いつもそれがかなり進むのを感じる。
     なので、できれば入院を避けたいのだけど、こうなるとしかたない。

     転倒した日、母はいつものデイサービスに行ってた。
     その施設には、介護認定要介護5の母より10歳上の従姉が入ってて
     最近食欲もなく、もしかするとこの夏を越せないかもしれない状態ということで
     母は従姉に会ったとか。
     従姉のいる部屋を見て想像してたことと違うことにかなりショックを受けたんだと思う。
     だだっ広い部屋の中に点々とベットがありそれぞれに仕切りもあり・・
     かなりの人数の人が居たらしい。
     従姉が母を認識したのは不思議だったけど
     お互い手を取り合って涙したというのを聞いた。
     その時の部屋の印象が 母にとってはまるで 「姥捨て山」
     要らなくなった年寄りをそこに放置してる 姥捨て山のように感じたらしい。
     それを入院1日目に母のところに行き、じゃこれから帰るよという時に
     『ここは姥捨て山か?』 と言う。
     え・・ ここは病院で良くなったら帰れるんだよと言うと
     『病院か・・なら帰れるんじゃな?』 と。
     従姉の身の上と自分の状態をシンクロさせて考えてしまってる。
     なんとか宥めてこの日は帰宅。

     そして昨日。
     行くと早々に、私に対し恨みがましいことを話しだす。
     今までずーっと心に溜めていたんだと思うことを延々と・・
     いつものクリニックに月一通院する時
     膝の人工関節の手術をした病院に3か月に一度行く時など
     自分だけ車から降ろされて娘の私は付き添うこともなく送り出されるというのが
     物凄く不満に感じてるらしい。
     私にすれば
     病院の中まで付き添えばまるっきり依存してしまい何も自分で考えようともしない。
     何もすることもなくただ一緒に待つ間の時間、近くなので家に帰り色々用事もできる。
     その時の母の状態でクリニックの中に一緒に居て医師の診察に付き添うことだってある。
     それに、クリニックは小さな病院で病人で一杯になると凄く狭い空間。
     ほんとのところ、そういう所でひしめき合って居たくないというのを内心思ってる。
     そういう諸々のことを含め、母を1人で行かせてるというのがあるのだけど
     母にすれば、いつもべったりと寄り添って欲しいのだろう。

     母はものすごくめんどくさい性格の持ち主だと思ってる。
     几帳面さが度を越してクソ真面目で、要は融通が利かなくて頑固。
     おまけにものすごく執念深い。
     いつも悪い想像ばかり膨らませてる超マイナス思考。
     ユーモアを解せず、わかって貰うよう話しても自分の考えをなかなか曲げようとしない。
     最近はますますテコでも曲げなさがより凄い。
     悪くなることばかり考えてると悪いものを引き寄せる。
     反対に、善いことを想像するなり思ってると善いものを引き寄せる。
     私はいつもそういう風に考えるようにしてます。


     そんな母が昨日口にするのは
     常々心の中でモヤモヤと溜めている暗い心の中の吐露のオンパレード・・
     よくもまあいろんなことに対しイチャモンがつけれるものだ。
     呆れてしまう。
     認知症になると、人により猜疑心の固まりになるとか。
     良いことは忘れ、悪いことばかり言い出すのだそう。
     感謝は忘れ、そういうことばかり話す母の顔は恐ろしい顔つきだと思った。
     まるで悪魔が憑りついてるような・・

     真っ黒いコールタールがへばりついた魂。

     私は最近人と会話してても
     会話してるのは実のところ魂で
     その魂が透けて見えるのを感じます。
     綺麗な澄んだ魂もあれば、いろんなモノが付着した汚れた魂もある。
     
     病院はいろんな念が溜まってる場所。
     なのでもしかすると
     そういう母のところには悪い念が引き寄せられてるのかもしれないと思う。
     そんなことを感じたり。

     
     昨日は担当の整形外科の医師から話があり。
     やはり結局のところ肋骨骨折では普通入院は出来ないということ。
     でも、ひとまず1週間は病院で様子をみます。
     自分は明日から1週間休みで居ない、なのでひとまず一週間ということか・・
     1週間経ってそれから先のことはまたそれからということで・・
     でも、治ってないのを放りだすというのでもなく。
     様子を見てその後のことはまた診察してから。
     もし退院しろということになれば、紹介状は書きます。
     でも、その後の病院に斡旋するということはありません。
     平たく言えば、自分で紹介状を持って探しなさいということか・・

     この整形外科の担当の医師
     まだ若くて早口でそのプライドの高さを凄く感じる。
     人間の持つ温情というのか温かさをあまり感じない。
     話すことは淡々と機械的でまるでロボットみたいで。
     救急で対処してくれた脳外科の医師の方が人間味を感じた。
     医師もいろいろだと、説明を聞きながら心の中で思う。
     魂がなんとなく透けて見えた。
     世の中にはどうにかしたくてもどうにもならないことがあるのをえらく痛感。

    
     そんなこんなで色々とあり
     やっと帰宅すると物凄く疲れてしまった。
     なんだか精神的にもぐったり・・
     今後のことを思うとすごく重いものを感じ。
     いろんな念を背負って帰ってきたのか左肩が特に痛くて。
     このところ、病院から帰ると例の邪気払いをしてる。
     すると、なんだかスッキリするので・・


     そして今日。
     いつも世話になってる施設に電話しここ数日のことを話しました。
     整形の医師の話を聞いてからと思ったので遅くなったのですが。
     ケアマネージャーの話では、介護認定をあげる手続きを取るということ。
     そして
     母が世話になれそうな病院というか施設を考えてくれるかもしれないということ。
     よいように物事が進むことを願ってます。


     
     物凄く長ーい更新になりました。
     今の心の中を書き留めました。
     ここでこうして吐くということが少しでも自分の精神の浄化になったらと思ってます。

     もし最後まで目を通して下さった方がいらっしゃるなら
     どうもありがとうございました。 (@_@。



     


     

     
     

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by momo5r | 2017-07-28 13:51 | つれづれ

シンプルな心で暮らしたい           ☆ さくら