雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち 慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている 一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ あらゆることを 自分を勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず 野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて 東に病気の子供あれば 行って看病してやり 西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い 南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい 北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい 日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず そういうものに わたしはなりたい ~宮沢賢治 『雨ニモマケズ』 より~ この詩を 声を出して朗読すると何故か涙がこぼれる・・ という 未知の人の言葉に惹かれ 記憶の中で薄らいでいた詩を改めて読んでみました。 宮沢賢治 明治29年(1896年)岩手県花巻市出身 あっ・・ そうだったんだ・・ 岩手県出身なんだ・・ 私の中の、まさに東北の方のイメージです。 我慢強い、愚痴をこぼさない 黙々と、ありのままを受け入れる 一本芯の通った・・ そんな風に感じています。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
by momo5r
| 2011-03-16 23:36
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